FrontISTR研究会 開催案内
第14回FrontISTR研究会 <実践編(PCクラスタ・ハンズオン)>
並列有限要素解析の解説、PCクラスタを用いた並列構造解析のハンズオンです。
WinPCを持参できる方を対象にしています。
内容は、第4回とほぼ同様で、UNIXのコマンド処理を中心としたFrontISTRの並列実行方法、
並列計算による加速効果の確認、等を実習します。
セミナー後は、解析条件設定、並列構造解析、可視化といった一連のCAEプロセスを実行する技術を身につけることができます。
ハンズオンを含むため人数が限られておりますが、皆様奮ってご参加願います。
日時:2014年9月19日(金)10時〜17時
場所:東京大学 柏キャンパス (柏市柏の葉5-1-5 ) 環境棟 2階253室(講義室2)
主催:FrontISTR研究会
共催:東京大学革新的シミュレーション研究センター(CISS)
協力:日本計算工学会GreenCAE研究会
参加費:無料
定員:WinPC持参の方、20組(30名)程度
注意事項
- 1台のWinPCを2〜3名で共有してハンズオンに参加される場合は、代表者が参加登録してください(「通信欄」に他の参加者のお名前をお書きください)。
- WinPCは必ずウィルス対策をしておいて下さい。
- 今回のセミナーでは、UNIXに関する基本的なコマンド、(viなどの)エディタを概ねご存じのものとして解説します。
- 入力データと解析結果の確認のためにプレポストシステムREVOCAP_PrePostを利用します。
ただし、データ作成やREVOCAP_PrePostの操作方法についての実習は行いません。
REVOCAP_PrePostの操作方法については第2回FrontISTR研究会のページをご参照下さい。
- 各自のWinPCに、前もって、REVOCAP_PrePost、ターミナルソフト、ファイル転送ソフトをインストールし、稼働確認をお願いします。
<REVOCAP_PrePostのインストールと起動確認>
データリザバーの「最新版FrontISTRおよびREVOCAP_PrePost」のページ
(こちら (ユーザーIDの入力が必要です) ) から
64bitのPCを使用している方:「REVOCAP_PrePost(Installer64bit)-1.6.08(130928) 64bit版REVOCAP_PrePostインストールキット」
32bitのPCを使用している方:「REVOCAP_PrePost(Installer32bit)-1.6.08(130928) 32bit版REVOCAP_PrePostインストールキット」
をダウンロードし、インストールしてください。
インストールすると、複数の起動アイコンができますが、セミナーで使用するのは
64bitのPCを使用している方:REVOCAP_PrePost64_FISTR
32bitのPCを使用している方:REVOCAP_PrePost_FISTR
です。
これが起動できることも確認しておいてください。
<Puttyのインストールと起動確認>
計算機のログインに使用するターミナルソフトです。
PuTTY ごった煮版のダウンロードはこちらから
これが起動できることも確認しておいてください。
<WinSCPの・Cンストールと起動確認>
ファイル転送に使用するソフトです。
WinSCPのダウンロードはこちらから
これが起動できることも確認しておいてください。
- インストールに関するご質問がございましたら、fstr_seminar [あっとマーク] multi.k.u-tokyo.ac.jpへご連絡ください。
プログラム(途中で適宜休憩を入れます。時間は目安です。):
- 10:00 開会挨拶
- 10:05 連絡事項
- スピーカーより(WEB、本日のスケジュール、研究会の趣旨、関連アクティビテイ紹介)
- 10:15-10:45 準備
- 本日の計算機環境の説明
- LAN環境への接続確認
- REVOCAP_PrePostの稼働確認
- 計算サーバ(tc)へのログイン
- サンプルデータの取得
- ファイル転送ソフトの稼働確認
- 10:45-11:15 はじめてのFrontISTR
- 一連の実行の流れ
- 入出力ファイル
- 逐次解析と並列解析
- 本日のハンズオンで使用する各種データの配布
- 11:15-11:45 FrontISTRのインストール
- インストールに必要なファイルの確認
- インストール手順の説明
- 11:45-12:00 質疑
- (休憩)
- 14:00-14:30 小規模サンプルデータの逐次実行
- REVOCAP_PrePostによるデータ確認
- tcへのデータ転送(FrontISTR入力データ、実行シェルスクリプト、など)
- 全体制御データ、実行シェルの確認
- 逐次解析
- 端末クライアントへの解析結果データ転送
- REVOCAP_PrePostによるデータ確認
- 14:30-15:10 小規模サンプルデータの領域分割と並列実行
- mpirun, machinefile
- 作業ディレクトリの確認
- 全体制御データ、領域分割のための制御データ、実行シェルの確認
- パーティショニング
- 並列解析
- REVOCAP_PrePostによるデータ確認
- 15:10-16:10 中規模サンプルデータ(drill)の並列実行、加速率の計測
- REVOCAP_PrePostによるデータ確認
- さまざまな領域数(=コア数)による並列解析
- 仕事率、並列化率、加速率、並列化効率の評価
- 16:10-16:20 質疑
- 16:20-16:40 クラウドコンピューティングを用いた効率的な構造解析支援システムの開発 (第2報)
井原遊(東京大学奥田研院生),橋本学 (東京大学) ,奥田洋司 (東京大学)
- 16:40-16:50 質疑
- 16:50 今後のFrontISTR研究会のご案内、など
終了予定 17:00
連絡・問合せ先:
FrontISTR研究会 事務局
(東京大学大学院 新領域創成科学研究科人間環境学専攻
奥田研究室(気付))
fstr_seminar [あっとマーク] multi.k.u-tokyo.ac.jp